空き家を活用した地域づくりとは?観光まちづくりの事例をご紹介!

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空き家を活用した地域づくりとは?観光まちづくりの事例をご紹介!

国内では、空き家の増加が問題視されています。
空き家を減らすためにさまざまな取り組みがされていますが、とくに知っておきたいのは「空き家を活用した地域づくり」です。
そこで今回は、空き家の増加率とともに、主な地域づくりや観光まちづくりとして活用した事例をご紹介します。

土地活用で知っておきたい空き家の増加率とは

土地活用で知っておきたい空き家の増加率とは

総務省が発表している「住宅・土地統計調査」によると、空き家の増加率は年々上がっているのが現状です。
以下のような結果となっているので、事前に確認しておくと良いでしょう。

過去30年間の空き家増加率

総務省の調査によれば、過去30年間で全国の空き家数は394万戸から849万戸まで増加しました。
空き家の割合も増えており、全住宅のうち13.6%が空き家状態です。
1988年時点では全体の9.4%ほどでしたが、30年後には約4%上昇しています。
これにより、大きな社会問題へと発展していったのです。

空き家が増えると景観の悪化につながる

空き家の増加率は、街の景観悪化に大きな影響を及ぼします。
とくに、建物が老朽化して雑草が高く伸びている空き家は、著しい景観の悪化をもたらすでしょう。
空き家が目立つ地域は、快適な住環境が破壊され、住民や訪問者の不快感を増幅させます。
これは、地域のイメージが大きく損なわれているためです。
周辺地域にある不動産の資産価値を大きく下げる原因にもなり、エリア全体としてダメージを負います。
最終的には価格が付かなくなり、無法地帯と化してしまうでしょう。
これらのリスクを回避するには、空き家活用が欠かせません。
空き家を活用し、増加率の減少を見込めば、周辺エリアへの影響は少なくなるでしょう。
空き家を所有している方は、現状として空き家の増加率を知っておくとともに、活用の仕方を検討してみることをおすすめします。
増加率が高まると、自分の不動産だけでなく周辺地域にも影響を及ぼすため、近隣に迷惑をかけるおそれがあるでしょう。
あらゆるリスクを未然に防ぐためにも、空き家活用を検討することが大切です。

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空き家を活用した地域づくりの内容

空き家を活用した地域づくりの内容

空き家の活用として、まず地域づくりが挙げられます。
近年、観光地の空き家が増えており、それらの取り組みとして「観光まちづくり」をおこなっているのが特徴です。
観光まちづくりとは、地域が主体となって自然や文化などの観光資源を活かし、地域内外との交流を実現する活動を指します。
空き家の活用は、観光まちづくりに大きなメリットを与えるため、活動の一環として多くのケースで取り組まれているのが現状です。
以下では、空き家の活用が観光まちづくりにどのような影響を与えるのか、3つの可能性をご紹介します。

空き家は地域の観光資源として活用できる

空き家は、地域の観光資源として活用できるのがメリットです。
なかでも、地域の木材を使った情緒あふれる古民家は、外国人観光客に注目されています。
空き家となった古民家を改修して、民泊やカフェなどに活用すれば、地域の観光資源として大きな役割を果たしてくれるでしょう。
多面的なコラボが可能となっているため、あらゆる活用が考えられるのも利点です。
地域の観光資源として空き家を活用するときは、空き家の整備だけでなく、観光客の周遊効果も考えなければなりません。

空き家を活用すると移住者を呼び込める

観光地の課題として、空き家問題以外に人口減少の問題があります。
空き家を活用すれば、地域住民の転出を防いだり、地域外からの移住者を増やしたりできるでしょう。
たとえば、空き家をゲストハウスに活用する方法や、シェアオフィスとして提供する方法が挙げられます。
地域外からの訪問者が増えれば、地域住民との交流も深まり、移住希望者の増加につながっていくでしょう。
地域人口が増加すると、街全体の魅力も高まるため、周辺エリアの資産価値を上げられます。

地域活性化を意識した空き家ビジネスがしやすい

空き家の活用は、地域活性化につながりやすいのが特徴です。
住民や地元企業が主体となって地域づくりをおこなえば、地域経済の活性化にもつながるでしょう。
代表的な地域づくりには、地域の特色を活かした宿泊施設や地域の食材を活かした料理店などが挙げられます。
空き家を改修してこのようなビジネスに発展させれば、地域の観光まちづくりにも貢献できるはずです。
使い道のない空き家を所有している方は、売却する前に地域づくりとして活用できないか、検討してみると良いでしょう。
自治体によっては、地域づくりへの貢献をしたとして、補助金が出る可能性もあります。

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空き家を活用した観光まちづくりの事例

空き家を活用した観光まちづくりの事例

空き家の活用で観光まちづくりに取り組んだ事例は、以下のとおりです。
それぞれどのような取り組みか特徴を確認し、実際の空き家活用で役立ててみましょう。

兵庫県丹波篠山市の取り組み事例

兵庫県丹波篠山市は、旧丹波国として栄えてきた歴史がある街です。
そのため、古民家が多く建ち並ぶ城下町となっています。
しかし、このような古民家は、空き家となっているケースがほとんどです。
この現状を改善するため、民間企業が一体的に空き家を再生しました。
すると、周辺は魅力的な観光地へと生まれ変わったのです。
具体的には、篠山地区の古民家を一体的に改修するとともに、起業家や事業者を誘致しています。
空き家が多かった限界集落は、ホテルやレストラン・カフェなどに生まれ変わり、地域活性化に貢献しているのです。
さらに、20名以上の移住者と50名近くの雇用を創出しているのも、特徴として挙げられます。
空き家活用を検討している方は、このような事例があることも把握しておくと良いでしょう。

長崎県小値賀町の取り組み事例

長崎県小値賀町は、五島列島北部の小値賀島と、周辺の島々を行政区域とする自然豊かな街です。
小値賀町では、雇用を生み出す経済効果を実現するために、個人の観光客をターゲットにした観光まちづくりをおこなっています。
このプロジェクトは「暮らすように旅をする」をコンセプトにしており、過去に古民家を観光資源にした「古民家ステイ」や「古民家レストラン」が展開されました。
これにより、小値賀町の観光客が年々増加し、空き家の再生が観光まちづくりの成功へとつながったのです。

宮崎県日南市の取り組み事例

宮崎県日南市は、日向灘に面しており、飫肥藩の城下町として発展してきました。
重要伝統的建造物群保存地区に指定された、飫肥地区の歴史的な街並みを活かして、観光まちづくりをおこなっています。
とくに日南市は、主要都市圏からのアクセスに課題を持っているため、それらの問題解消に取り組んでいるのが特徴です。
具体的には、古民家を改装し、宿泊施設として開業した事例が挙げられるでしょう。
この取り組みでは、官民連携もおこなわれており、地域経済活性化支援機構が設立した観光活性化マザーファンドや、宮崎銀行・行政が協調支援をしています。
その結果、地域外からの訪問者が増え、地域活性化として空き家の活用が貢献したのです。
このような事例を知っておくと、空き家の活用方法を決めるうえでの参考になるでしょう。

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まとめ

空き家の増加率は年々上昇しており、全住宅の13.6%を占めています。
空き家は観光資源へ活用ができるため、工夫をすれば地域づくりに大きなメリットを与えられるでしょう。
代表的な取り組みとして、古民家をホテルやレストラン・カフェにする方法があります。

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