収益物件とは?売却のメリットやデメリットも解説

不動産売却

収益物件とは?売却のメリットやデメリットも解説

収益物件は、家賃収入を得られる資産として人気がありますが、いつまでも保有するのが最適とは限らない場合もあります。
建物の老朽化やエリアの需要変化などを踏まえ、売却のタイミングを見極めることが、資産価値を守るうえで重要です。
市場環境や運用状況によっては、売却によってリスクの軽減や新たな投資への転換が図れる可能性もあります。
本記事では、収益物件の基本的な仕組みや売却のメリット・デメリットについてご紹介いたします。

収益物件とは

収益物件とは

収益物件の売却を検討する際、まず「収益物件とは何か」を理解することが重要です。
収益物件とは、家賃収入などの利益を得ることを目的として所有する不動産のことを指します。
これには、アパートやマンション、一戸建て、店舗、事務所などが含まれます。

不動産投資ローン

不動産投資ローンは、収益物件を購入する際に利用される融資制度で、住宅ローンとは異なる特徴を持っています。
主に、物件の収益性や借り手の信用力が審査の対象となります。
都市銀行年2.3〜3.0%、地方銀行年2.5〜4.0%、ノンバンク年4.0〜6.0%が目安です。
日本政策金融公庫は、投資目的の物件を対象外としています。
金利は固定型と変動型があり、返済計画やリスク許容度に応じて選択します。
融資額は購入価格の約80%前後が上限で、自己資金を厚くすると金利優遇を受けやすいです。
返済期間は耐用年数内に収まり、築古物件では15年以下となる点に注意しましょう。
物件評価が伸び悩むエリアでは、LTV(融資比率)が抑えられる傾向にあり、当初想定より自己資金を追加投入する例も増えています。

賃貸収入

礼金や更新料などの一時金は、家賃ほど安定しない点に注意が必要です。
賃貸収入には家賃や共益費、駐車場代、礼金、更新料などが含まれ、物件の立地や設備、入居者属性で大きく変わります。
駅から近く生活利便施設が充実している物件は入居率が高く、空室リスクを抑えやすい傾向です。
空室対策としては、家賃設定の見直し、設備更新、インターネット広告の強化などが効果的です。
周辺相場を調べ、競争力のある条件を提示することが安定経営につながります。
入居率90%を維持しても、修繕費や広告料を差し引くと表面利回りから1〜2%減少するのが一般的で、実質利回りの把握が欠かせません。
法人契約を獲得すると長期入居が見込める反面、解約時の原状回復基準が厳格なため、退去時費用が増加しやすい点も意識しましょう。

収益物件の種類と特徴

収益物件にはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴があります。
代表的なものとしては、アパートやマンション、一戸建て、テナントビル、倉庫、駐車場などが挙げられます。
アパートは複数戸の賃貸契約でリスクを分散でき、マンションは共用部管理が行き届きやすく入居者満足度が高い傾向です。
商業用物件は住宅より賃料が高いものの、景気変動や事業撤退の影響で長期空室リスクが大きくなります。
一戸建ては管理負担が少ない反面、空室時には収入が途絶えるため慎重な賃料設定が必要です。
倉庫や駐車場は維持管理が比較的簡単で、立地次第では高い利回りが期待できます。
近年の実勢では、都心一棟マンションで表面利回り4〜5%、郊外築浅アパートで6〜7%が目安とされ、倉庫やトランクルームは8%超を狙うことも可能でしょう。
一戸建てはファミリー層の長期入居が期待できる一方、入れ替え時のリフォームが高額化しがちで、内外装の更新費を事前に積み立てておくとキャッシュフローが安定します。

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収益物件を売却するメリット

収益物件を売却するメリット

収益物件の売却は、単なる資産の手放しではなく、投資戦略の見直しや将来のリスク回避に繋がる重要な選択肢です。
とくに、物件の老朽化や市場環境の変化を考慮すると、適切なタイミングでの売却が資産価値の最大化に寄与します。
以下では、収益物件を売却することの具体的なメリットについて解説いたします。

投資計画

売却で得たまとまった資金は、新しい物件への再投資や既存ローンの繰上返済、事業資金の確保など幅広く活用できます。
売却益を複数物件への分散投資に充てれば、一極集中のリスクを抑えながら長期的なキャッシュフローを維持できます。
法人名義であれば損益通算や減価償却を組み合わせた節税が図りやすく、取得から5年以内の売却は短期譲渡課税が高くなる点も押さえておきましょう。
売却益をデジタル証券化された不動産クラウドファンディングに振り向ければ、最小10万単位で流動性を確保しつつ運用できます。
海外REITやドル建て社債に分散すると為替ヘッジの有無で想定利回りが変動するため、売却益を円転するタイミングも検討ポイントとなります。

入居者

収益物件の運営には入居者募集、契約更新、トラブル対応、家賃回収など多岐にわたる管理業務が伴います。
近年はニーズの多様化や建物の老朽化により、リフォームやIT設備導入など追加投資が必要になるケースも増えています。
売却によって賃貸運営から離れることで、時間的・精神的負担を軽減し、他の事業やライフプランに専念できるでしょう。
管理会社に委託する手数料は家賃の3〜5%が相場で、24時間対応サービスを契約すればトラブルの一次対応を任せられます。

リスク

収益物件には建物の修繕費増加、地価下落、空室、金利上昇などさまざまなリスクが存在します。
市場が冷え込む前に売却して利益を確定すれば、資産価値の低下を避けるための賢明な判断と言えるでしょう。
水害リスク地域では保険料が年々上昇しており、保険加入条件を満たせず金融機関の担保評価が下がる事例も報告されています。
くわえて、2024年の省エネ基準義務化により、断熱性能が不足する物件は評価が下がる可能性があり、資本的支出の見込みを含めたシミュレーションが必要です。

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収益物件を売却するデメリット

収益物件を売却するデメリット

収益物件の売却は、資産の現金化や投資戦略の見直しに有効な手段ですが、一方で慎重な判断が求められる側面もあります。
とくに、定期的な収益の喪失や売却に伴う時間的・人的なリスクを理解しておくことが重要です。
以下では、収益物件を売却する際に考慮すべき主なデメリットについて解説いたします。

定期的な収益

収益物件を手放すと、家賃による定期収入と将来のキャッシュフローを失います。
売却後の資金運用計画を立てないままでは、生活費や投資原資が不足する恐れがあります。
売却後に分配金を得る手段としてREITを組み入れると、少額から分散投資が可能です。

時間がかかる

地方や築古物件の売却は買主が少なく、半年~1年以上かかるケースも少なくありません。
売買価格の調整や金融機関の融資審査にくわえ、レントロールや修繕履歴などの資料作成が求められます。
さらに、価格交渉や融資審査など手続きが多く、時間と労力を要するのが一般的です。
物件評価が希望額に届かず融資承認が下りない場合、契約締結後でも条件変更が生じ、引き渡しが数か月延びることがあります。

トラブル

オーナーチェンジ物件では賃料滞納や契約内容の引継ぎ条件が争点となりがちです。
設備不良が後日判明すれば契約不適合責任を問われ、損害賠償や解除を請求されるリスクもあります。
売却前に専門家と連携し、点検と情報開示を徹底しましょう。
消防設備点検記録を整備し、現行の建築基準に適合していることを示すと、買主からの指摘を減らし交渉をスムーズにできます。

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まとめ

収益物件の売却は、資産の組み替えや将来的なリスク回避に役立つ有効な投資戦略の一つです。
ただし、安定した家賃収入を手放すことによる収支への影響も十分に考慮する必要があります。
市場動向や物件の収益性を正しく見極め、専門家の助言を受けながら慎重に判断を進めましょう。

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センチュリー21未来家

岩国市にてお客様の不動産売却をサポートさせていただきます。
不動産は単なる財産ではなく、暮らしや想いが詰まった大切な資産。
だからこそ、一人ひとりのお話をしっかり伺い、誠実に対応することを信条としています。

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・住み替えや相続に加え、空き家やリフォームをご検討中の不動産売却


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